2012.01.25

大事な情報が、浮かび上がるように見えてくる

「学校のカウンセラーは、なんかシュレッダーみたいに、ただ機械的に処理するだけ…」
そんなことを、いう生徒がいました。
「でも塾長は違う、なんか親近感があるというか…、聞いてもらえてる感じがする」
これって、どういうことなのか少し考えてみることにしました。

私から見ると、カウンセリングの場面は常に点でつながっているように思います。限られた時空の中と限られた関係性の中にカウンセリング場面は成立します。それは、契約に基づく場面なのです。だからこそ、そこは点と点の世界、あるいは非連続な世界にとどまるように思うのです。

それに対してアウラでの子どもたちとの関係、それはリアルな生活の場面でもあり、継ぎ目のない連続の世界です。だからこそ、そこには常に時間軸に基づき関係性が変化するわけです。場面が次から次へと展開していく。しかも、当事者である子どもも、そして教師も絶えず変化していく。これは、専門的には「転移」「逆転移」と呼ばれるわけですが、絶えず影響の渦の中にあるわけです。また、二人の関係の変化によってアウラの場そのものも変化するのです。

そうなると、そこに変化の文脈が浮かび上がってきます。どんな風に変化していくのか、あるいは今までの変化の軌跡を観察することで、ある文脈性が浮かび上がってくるのです。そして私たちは、その文脈の変化を見つめるのです。

そこは切れ目のないアナログの世界であり、教師と生徒という明確な境界のない世界であり、常に更新され続ける変化の世界なのです。

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