2010.05.16
神戸・明石・須磨・淡路島
ご無沙汰しておりました、田中です。
先日私は、大学の学科で、一泊二日の合宿研修旅行に行って参りました。
ちょうど今から一年前にこのアウラのブログで、奈良・桜井への合宿研修旅行の様子をご紹介したのが昨日のことのようです。
タイトルにもあるように、今年は兵庫県への旅でした。
今回は、尾上神社、須磨寺、関帝廟などを見て回りました。
一日目に訪れた尾上神社の境内には、謡曲『高砂』に謡われた「尾上の松」があります。
その初代尾上の松から数えて、現在は五代目尾上の松なんだそう。
それまでの尾上の松は、松食虫のために枯死したり、戦の際、薪にするために切り倒されて死んでしまったりしたのだとか。
現在の五代目尾上の松は、樹齢約100年。
このまま美しく生きていって欲しいものです。
二日目に訪れた須磨寺は、源平合戦にゆかりのあるお寺。
16~17歳で源氏方の熊谷次郎直実に涙ながら首を斬られて亡くなってしまった平敦盛の首塚があるお寺です。
敦盛は、「青葉の笛」という歌でも有名ですよね。
(ちなみに、青葉の笛は、笛の名手であった敦盛の死の際、腰に残っていた笛のことです。今も須磨寺に残っています。)
アウラに通っている皆と同年代の少年が戦によって命を落としていた時代に、心を馳せてみるのもよいかもしれません。
(平敦盛の最期を描いた作品としては、『平家物語』や『源平盛衰記』などがあります。)


(敦盛の首塚です)
その次に訪れた関帝廟とは、明治以来華僑に信仰されてきた神戸唯一の中国寺院です。
そのご本尊は、中国三国時代の蜀の武将で知られる関羽。
三国志の登場人物として記憶している方も多いのでは。

すごくきらびやかな建物で、日本の寺院とはまた違った魅力を感じることが出来ます。
私が今回の合宿研修旅行で訪れた場所を書き連ねましたが、このほかにも兵庫県には、文学とも関係がある様々な歴史的寺院などが存在しています。
(今回あまり触れなかった明石も、源氏物語で光源氏が下った場所として、そして光源氏が愛した女性の一人である明石の君の名でも有名ですし、淡路島も、百人一首に収められている権中納言定家(藤原定家)の歌「こぬ人をまつほの浦の夕なぎにやくやもしほの身もこがれつゝ」で知られています。)
このように、感受性が豊かな若い時代に歴史的な寺院や建物、遺跡を訪れて、先人達の人生や歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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