2012.02.03

昨夜から今朝にかけて、この冬一番の寒さとなりました。
子どもたちが教室のベランダに出て、小さな雪だるまを作りました。
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2012.02.02

子どもの目線

子どもの目線から何が見えているのかということを、いつも私は考えています。
目線だけではありません。子どもの肌に感じる世界をいつも感じていたいと思うのです。

子どもだけではありません。
私に見えること、私に感じられることを、その子の両親はどうとらえているのだろうか?あるいは、同級生たちはどうだろう?学校の先生は?と…、私はそれぞれの目線をいつも考えるようにしています。
そうすると、その子を取り巻く世界が立体的に浮かび上がってくるのです。

自分以外の人たちの目線を備えること、これは「他者性の獲得」と言われます。
「他者性」とは「教養」と言い換えることができるかもしれません。
そういう意味では、私たちがいろんなことを学ぶことの目的は、教養、つまり他者性を獲得し、自分以外の人たちの側から様々な物事を見つめられるようになることかもしれません。

2012.02.02

生活世界に触れる

A子の住んでいる町を初めて訪れました。

かつてA子が通っていた学校。
友達と買い物に行っていたスーパー。
町の小さな雑貨屋。
嫌なことがあると、家を飛び出しいつも行くといっていたコンビニ。
A子の話によく登場していた風景の中を私は歩いていました。

A子はどんな思いで学校へ行き、どんな思いでこのコンビニに立ち寄ったんだろう。
私は、ふとそんなことを考えていました。A子の生活世界にほんの少しだけ足を踏み入れた時、そこに彼女の思いが重なっていくような気がしたのです。

その場に行かないとわからないこと、気がつかないことって、たくさんあるように思うのです。頭だけで考えるのではなく、この身体全体で感じるリアリティを大事にしたいと思うのです。

2012.01.31

中学訪問、そして教育長と面談

昨日は忙しい日でした。

朝から京丹波町へと出向き、瑞穂中学校に出かけました。
そこで、校長先生、担任の先生、学年主任の先生、そして養護の先生とアウラの生徒の進路についての話をしました。

アウラでは、普段から学校と密接な連携を行っているのですが、こうしてその節目節目で互いの教師が行き来して顔を突き合わせて話をします。子どもを核においた話し合いが持たれました。

その後、車を旧和知町へと走らせ、京丹波町庁舎へ出向き、そこで朝子教育長と久しぶりに対面することができました。朝子教育長とは、もうかれこれ6、7年のお付き合いで積もる話題に事欠くことはありませんでした。あっという間の面談時間でした。

そしていったんアウラに戻り、受験生の指導を担い、夕方から大学の公開研究会に出席し、その後主催者のみなさんと会食をして再びアウラへと戻りました。

2012.01.27

学ぶことは、変わること

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不登校の子どもたちの中には、結構過酷な人生を背負っている者が少なくありません。
友達関係の縺れ、両親の問題、祖父母と両親との問題、家族の障がいの問題、自分自身の身体あるいは心の問題…。

昨日も書きましたが、たった10年余りの人生の中に彼らは、いくつもの傷を背負ってきたのかもしれません。

それはたとえ状況がどうであろうが、彼らの主観にとってはすべてが事実であり、すべてが取り戻すことのできない過去なのです。そしてその過去が、何度も機会あるごとに彼らの記憶の中からよみがえってくるのです。これをフラッシュバックといいます。

だから私たちは、一旦それらをしっかり受け止めないといけないと思っています。彼らの苦しみをどこかで共有しなければ、そこに相互転移が生じないからです。教育というのは、相互転移を基盤として成り立つ関係だと思っています。

でも私は、あえて彼らの課題を指摘します。彼らがどんな状況にあろうが、自らが変わっていかないと問題は解決しないと信じているからです。他人のせいにしている間は、問題が先送りされているだけで何も変わらないからです。

「学んでいることの唯一の証は、自分自身が変わること」だと私は信じています。
J.メジローという教育学者は、教育の究極の目標は自分自身の視野そのものが変わることだと述べていますが、私もそう思います。自分の視野が変わると、世界が変わるからです。

今日ある女の子が、自分自身の過去について語ってくれました。
最初は私が聞き、そのあとで高校生の女の子も一緒に聞いてくれました。
すべてはそこから始まるのです。

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